いつもありがとうございます。クラクニです。
学生の頃に借りた奨学金。
奨学金という名前なのに、「借金」なんですよね。
いっそ、
学生ローンって名前に変えたらどうだろうか?
そんなことも知らずに、4年間。
当たり前のように口座に振り込まれていたお金。
それを、
当たり前のように、
何となく使っていた学生たちが多いという。
その返還(奨学金では返済することを返還と言っています)は、
最長20年。
毎月12万円ずつ振り込まれていたとして、
4年間で576万円。
高級車を購入したくらいの借金を背負い、社会人になっていく。
22歳で借りたら、返し終わるのが42歳なんですよね…
子供の学費を払いながら、自分も奨学金の返還をしている家族もいるのだろう。
奨学金を返せなくて自己破産をした人が、
過去5年間で延べ15,000人いるという。
(2018年2月12日 朝日新聞より)
借りた本人だけでなく、連帯保証人となった、
親や親せきにも、破産連鎖が広がっているという事実。
金融リテラシーを持った学生は少ない。
学生のうちに、親子でお金について話すことなど、あまりないのだろうか。
一人でも多くの子供たち、学生たちが、
お金のことについて学ぶ環境があれば、
奨学金破産は減らすことができるだろう。
お金のこと、
家計管理のことを、
友達同士で話せる環境が大事なような気がします。
せっかく借りた奨学金。有意義に使って身につけた、
知識と経験を自分のものにして、「よい借金」「生きた借金」にしてほしいものです。
では、また。
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